About.

情報そのものを対象とし、研究開発を行う。

情報を現象として捉え、その性質・構造・関係・作用を、分野の境界を越えて研究している。組織や空間、製品、技術に存在する情報を、その構成や相互の関係、時間に伴う変化から捉え、異なる対象を共通の視点から記述・解析・比較する方法を探究している。

企業・大学・自治体などとの協働を通じて、施設や組織等の情報設計や、製品、技術などに関する情報開発に携わり、情報が成立し、使われ、更新されていく過程を継続して扱っている。こうした研究と実践の往復を通じて、情報環境の適化を目指す。

Research records

理論に関する考察、モデルによる観測と比較、社会での情報開発の過程を記録している。問いや観測条件、設計の判断、実装後の変化を含め、研究と実践を辿れる資料を蓄積している。

黒い布張りの表紙。INFO-VIRONMENT、Research record / 2026。
01 / Theory record理論・研究記録
赤いメッシュの表紙と、形と情報の見開き。Skin。
02 / Model recordモデル・観測記録
オレンジの表紙。「情報を、環境として考える。」、Practice record / 2026。
03 / Practice record社会実装の記録

Research & practice

研究と開発は、記述やモデルを介して互いに関わっている。実践で生じる問いを研究へ、研究から得た視点を具体化や実装へとつなぎ、その過程から得られる知見を記録している。

Mostの研究と実践のつながり Mostを中心に、研究、設計・開発、社会実装、運用・更新、記録・共有を配置した円形ダイアグラム。各活動を相互につなぐ構成。 Research Design &development Implementationin society Operation &updating Recording &sharing Most™︎ Information research& development
研究と実践のつながり

研究をResearch、設計・開発から社会実装、運用・更新までをDevelopment、記録・共有をRecordとして捉えている。五つの活動を三つの役割から整理し、それぞれの過程で得た知見を次の活動につなげている。

01

Research

情報そのものの研究

観察・記述・解析を通じて、情報の性質・構造・関係・作用を研究している。対象に関する情報から構成を読み取り、モデルによる観測と比較を重ねる。対象とモデルの対応、生成規則や観測条件を検証し、分野を越えて情報を記述・比較する方法を探究している。

02

Development

情報の設計・開発と社会実装

組織・空間・製品・技術の目的と条件に即した情報開発を行っている。対象となる情報が置かれる環境や人との接続点などを踏まえ、情報の構造や接続の条件を組み立てる。研究に基づく手法を具体的な形や仕組みへと結びつけ、社会実装に取り組んでいる。

03

Record

研究と実践の記録・共有

研究の問いや考察、モデルの観測条件、実践における判断を記録している。観測の前提や判断の経緯を伴う記録は、研究を読み解き、新たな問いを考える手掛かりとなる。これらを論考・図版・冊子へと編集し、広く共有していくことを目指している。

研究と実践から得た記録を、次の研究・開発へ。

Partners

これまでの主な実績・協働先。企業・大学・自治体・ブランドなどとの協働を通じて、組織や施設、製品や技術に関わる情報開発に携わってきた。研究所・教育機関における情報の共有、公共施設の案内、製品や技術の理解と利用など、それぞれの活動や利用の場に即した取り組みを重ねている。

東京スカイツリーの建設過程を表した五つの刊行物。
大林組 + 東京スカイツリー®
外壁の球場名称と、手前に設置された案内サイン。
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
建物の入口の窓に掲示された、青と黄色のLINKシンポジウムのポスター。
LINK / 国際シンポジウム
濃いグレーのIQB「THE HANDBOOK」の表紙と裏表紙。
IQB / THE HANDBOOK
OCHABIの館内にある階数表示と、通行する人。
OCHABI・御茶の水美術専門学校
日本女子体育大学の屋内走路と施設内の案内表示。
日本女子体育大学
中野市市民会館の外観と、入口の窓に展開した図形。
長野県中野市 / 中野市市民会館

ほか

Director

荻野 親之 / Chikayuki Ogino

情報研究者 / Most™代表

2000年に情報研究を開始。世界12カ国を巡り、異なる国や社会に存在する情報をリサーチし、情報研究の土台を構築する。情報を現象として捉え、領域を横断してその性質・構造・関係・作用を読み解く。国を横断し、対象の呼び名やその価値などが変わっても、それらすべてを一つの情報として扱う構想を育む。

情報をめぐる初期の考察では、認知科学、心理学、哲学、流体力学など、異なる領域の知見を横断する論文を書き上げ、情報をどう捉え、どう記述するかという思考をまとめる。

情報の開発および社会実装の側面では、まず住宅や施設の空間を対象とする。人、環境、機能、素材などの情報の構造や相互の関係を、長い時間軸の中での変化も含めて解析し、暮らしや利用の場で働く体系として具体化する。その実践の一つであるORGANIC WHOLEでは、GOOD DESIGN AWARDを受賞。

空間をめぐる実践を、都市や大規模施設の空間と情報の関係へさらに拡張する。多様な人、活動、機能が交わる場で、情報をどう構成し、人と施設、地域との関係をどう成立させるかを研究し、開発を行う。MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、長野県立武道館、新潟市の万代シテイをはじめ、公共の体育館や図書館、幼稚園や大学、文化施設や商業施設などの情報開発に携わる。

組織や団体、地方公共団体との連携を通し、その活動が社会と結びつくための情報も研究・開発する。東京スカイツリー、首都高速道路株式会社、三菱鉛筆株式会社、早稲田大学の産学官連携事業、埼玉県狭山市などの業務に携わり、活動を担う主体の性質と周囲の社会との関係を、情報の構成から研究し、開発を行う。

企業やブランドに関する研究では、社会におけるその在り方を、スケールや時間軸の変異も含む情報として解析する。その活動や価値を伝える情報、成長を促す仕組み、製品などの物理的な情報に及ぶ複合的な情報の研究と開発を行う。既存の体系をベースに、環境や需要、状況に応じて、意味や価値の示し方、形、利用の条件を関係づけ、具体化・実装を行う。こうした実践を通じ、TAIKEIDO YAKUHOでGOOD DESIGN AWARD、Dr. Nano MiniでiF DESIGN AWARDを受賞。

テクノロジーの分野では、技術を情報として扱い、内在する性質や働きを解析し、人が理解し、判断し、利用する条件との関係を研究する。食材加工技術や水質改善技術、光発電技術などの事業に携わり、技術という情報が社会で機能し、より良い社会へとつながる研究・開発を行う。SQPV光発電ガラスにおいてはGOOD DESIGN AWARDを受賞。

自ら課題設定を行い、具体的な内容や条件を組み立て社会実装する研究も進める。研究モデルを具現化し、その働きを社会の中で確かめる。情報のグルーピングに関する研究から生まれたANDBOXでは、共同開発を通じて構想を物理的な構造へと具体化し、GOOD DESIGN AWARDを受賞。

企業や組織の長期的かつ継続的な情報管理や運用、開発にも携わる。東京大学定量生命科学研究所では、組織と施設にまたがる情報の構成や、所内外の共有・連携の仕組みを研究・開発し、日常の運用と更新に継続して携わる。農業、不動産事業、建設業等の領域においても、パートナー企業や事業者と連携して研究開発を重ね、情報の成立から、その後の活動と変化に至るまで、継続して携わる。

四半世紀を超えるこれらの探究の蓄積を、分野の境界を越えて情報を記述・解析し、モデル化・比較・計画する共通の言語体系の構築へとつなげる。対象の構成や変化を、記述・解析に基づくモデルとして表し、観察・比較から得る知見を、目的に応じた情報の開発、社会実装、その後の運用・更新へと結びつける。研究するのは一貫して情報である。情報の研究を通じて社会に課題を提起し、情報の成立・運用・更新・進化の可能性を支える「情報環境の適化」を目指す。

INFO-VIRONMENTOPEN LAB

INFO-VIRONMENT OPEN LABでは、情報の構成や関係に関する研究の一部として、モデルの観測記録と観測条件、研究記録を公開している。公開内容は、研究の進展に応じて更新している。

INFO-VIRONMENT OPEN LABへ
VENICE / DYNAMIC SKIN-01
VENICE / DYNAMIC SKIN-01記録映像

Company

株式会社モストデザイン

Mostdesign Inc.

代表
荻野 親之
設立
2010年(創業2004年)
所在地
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-26-19-705
電話
03-5913-7800
FAX
03-6675-3104